イギリスのジャージー島・マン島のＨＳＢＣオフショア銀行口座預金相続
＜イギリスのジャージー島・マン島の銀行口座相続＞
１．ＨＳＢＣマン島支店について
マン島はイギリス本島の近くに位置する人口8万人に満たない小さな島ですが、イギリスの属国です。
マン島やジャージー島はヨーロッパでは数少ないタックスヘイブンとして注目されており、多くの金融会社が集まっています。
ここで特筆すべきは、マン島には世界で名だたる有名保険会社が支店や本店を置いていることです。
その理由は世界中で”マン島”だけが契約者保護の絶対的な制度を確立しているからです。
それが、「万が一、保険会社が倒産したらマン島政府が投資資産の90％を保障する」というものです。
このような世界的に見てもまれな制度を採用しているために、当然、世界中の保険会社が設立希望していますが、財務体質がしっかりしていないと審査で落ちてしまいます。
また、マン島は税制的にも非常に優れていることもあって、ＨＳＢＣオフショアマン島支店がかつては存在しました。
しかし、経営統合により、今はＨＳＢＣのマン島支店はジャージー島支店に統合されてしまいました。
２．ＨＳＢＣマン島支店・ジャージー島支店の相続について
マン島、ジャージー島それぞれの法律は、イギリス本国の法律とは異なります。したがって、ＨＳＢＣマン島支店、ジャージー島支店の銀行口座預金の相続手続きについては基本的にそれぞれの法律に従って手続きすることが必要です。
日本では戸籍謄本や遺産分割協議書等をそろえれば簡単に相続手続きをすることができますが、ＨＳＢＣマン島支店、ジャージー島支店の相続の場合は簡単にはいきません。
実際、多くの場合、現地弁護士の力を借りることが必要となるので、英語での交渉力は必須となります。
また、英文でのパスポート認証等、日本側でもたくさんのことを行わなければいけません。
当事務所では、マン島、ジャージー島の弁護士と連携して、ＨＳＢＣマン島支店、ジャージー島支店の銀行口座預金の相続手続きをサポートいたします。
オフショア銀行の相続手続きでお困りの場合は、一度ご相談ください。
マン島、ジャージー島の相続手続きのお問い合わせは・・・・・
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