アメリカの不動産の相続手続きは?
Q,アメリカのハワイ州とニューヨーク州に不動産を持っていた父が亡くなりました。アメリカの不動産の相続手続きはどうしたらいいでしょうか?
A.アメリカの不動産の相続手続きの場合、まずは、不動産の正確な情報を知るため、アメリカの不動産の登記簿謄本(登記情報)を請求することがまず最初に必要となります。
アメリカの不動産登記簿の請求がご自身でできない場合は、当事務所のアメリカの不動産登記簿請求代行サービスをご利用下さい。
そして、日本側でも戸籍謄本の翻訳、認証手続き等、多くの手続きが必要となります。
その後の手続きについては、アメリカの場合、弁護士が代理人となって法律的な手続きを行うことが通常であり、基本的に個人で不動産相続手続きはできません。
そこで、米国不動産の相続や売買には弁護士に依頼するのが一般的です。そのため、最終的には、ハ ワイやニューヨークの弁護士に依頼することが必要となってきます。
そして、アメリカの不動産の相続手続きの場合、一般に、米国の弁護士がプロベートという手続きを裁判所で行うことになります。
このプロベートという手続きは日本人が考えるほど簡単ではなく、裁判手続きのなかで財産の調査や相続人の確定等が行われますので、最低半年、長いものだと数年程度にわたることもあります。
ですので、基本的には長期戦を覚悟の上、手続きを行うしかありません。
なお、当事務所では、上記のようなアメリカの不動産の相続でお困りの方のため、アメリカの不動産登記簿情報の調査、アメリカの弁護士の紹介、弁護士との英語でのやりとり、日本語、英語の翻訳、日本の戸籍謄本、住民票の取得、英文住所証明作成、パスポート認証、公証役場での認証等を行っておりますので、アメリカの不動産相続でお困りの際は、一度ご相談ください。