アメリカの銀行口座解約サポート
<アメリカの銀行口座解約サポート>
香港の口座開設同様、アメリカの口座解約の手続き、方法についても相談が多いので少し説明いたします。
下記は、あるアメリカの銀行口座解約手続きの一例をベースにしていますが、個別の状況により手続きは異なります。
また、銀行により手続きも多少異なりますので、ご注意ください。
参考:アメリカの主要銀行一覧
アメリカの銀行口座解約の理由はいくつかありますが、大きく3つに分けられます。
1.銀行口座所有者の意思による解約請求の方法
例えば、バンクオブアメリカで口座開設し、貯金したり、学費を払ったり、ファンドを購入したりしようと思っていたが、
「留学や駐在期間が終わったので日本に資金を持ち帰りたい」
「ネットバンキングを上手く利用できなかった」
「口座間の資金移動がなく、長期間放置していたために銀行側に凍結されてしまった」
等の理由で、口座解約したい場合がこれにあたります。
この際、最も多い単独名義口座の場合だとまずは米国銀行のカスタマーサービスに対し、口座解約の申し出を行います。
そうすると一般には銀行から 銀行口座解約をしたいという旨のアプリケーションフォームを送るようにいわれるはずです。
なぜこのようなアプリケーションフォームが必要かというと、CITIBANKをはじめとするアメリカの銀行側は必ずサインが一致してないと解約を認めないためです。
また、共同名義の口座(Joint Account)の場合は、口座のホルダーは共同名義の者全員ですから、両名が署名した書面を送付する必要があります。
具体的には、解約のレターには 解約の理由や解約後のお金の移動先などを詳しく記載しなければいけません。
しかも、英語での記載となります。
また、銀行側が受理したあとに 本人に電話がかかってくることもあり、英文のレターで確認や追加指示が来ることがあり、それにも英語等で対応する必要があります。
なので、英語が苦手な方は相当苦労すると思います。
一方、アメリカの銀行口座をそのまま放置しておくと口座維持手数料はどんどん引かれてしまいますし、強制解約になってしまうと、ブラックリスト入りしてしまい、今後の銀行口座開設が困難になる等のデメリットがあります。
さらに、英語が達者な方であっても、アメリカの銀行は日本の銀行と比べると本当に動きが鈍く、こちらからプレッシャーをかけないと、なかなか動いてくれませんので、英語力のみで解約手続きはスムーズにいくわけではありません。
そこで、アメリカの銀行口座解約手続きでお困りの方の為、当事務所では、アメリカの銀行口座の解約手続き代行サービスを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
米国銀行口座は閉鎖したいけれど、どうしたらいいかわからない方は、自分だけで判断せず、まずは専門家に相談するようにしてください。
なお、当事務所では米国銀行口座解約手続きを代行していますので、英語での銀行とのやりとりが不安な方は、弊社にお任せください。
2.銀行側からの口座閉鎖通知
アメリカの銀行口座を持っている場合、自分から解約するだけでなく、銀行側が口座の利用状況がよくない場合、突然書面にて一方的に通知がきて、銀行口座が強制解約となる場合があります。
この場合、突然英語で海外から強制解約の旨のレターがくるので本当にびっくりしてどうしたらいいかわからなくなる方も少なくありません。
上記のような強制解約通知の場合、基本的に猶予期間は30日ですので、その間に手続きをとる必要があります。
確かに、実際、強制解約なんて納得できない!と思う方もいるでしょう。
しかし、銀行も嫌な顧客は断ることができますので、納得がいかないとしても、基本的には受け入れるしかないことが多いです。
この場合も米国の銀行に資金の送金先を解約レターにて通知するか、もしくは現地に行って口座解約手続きを行なう必要があります。
なお、どう対応したらわからない方は、弊社にて相談を承っておりますので、お電話でご予約をお願いいたします。
3.銀行口座所有者が死亡した場合
一番厄介なのは、Chace銀行やBANK OF AMERICA(BOA)等の銀行口座所有者が死亡し、相続が発生した場合です。
アメリカの場合、基本的には裁判所による手続き(プロベート、probate)手続きを行う必要があり、弁護士に依頼する必要も生じ、相続手続きが非常に複雑になります。
そのため、このような場合、自分でCITIBANK等の相続手続きをしようとしてもいつまでたっても銀行口座預金を引き出せないという方は非常に多いです。
そこで、弊社では、日本側の手続きは弊社が代行し、アメリカ側の手続きはアメリカの弁護士事務所に代行してもらい、共同作業により可能な限り迅速に処理しています。
当事務所では、アメリカの銀行口座解約手続きのサポートを行っておりますので、お困りの際は、まずはお気軽にお問い合わせください。
4.アメリカ銀行口座解約サポート費用(標準費用)
①アメリカ銀行口座解約サポート:15万円(税別)
②アメリカ銀行口座預金相続サポート:30万円~60万円(税別)
※長期的に銀行預金口座に動きがなく、休眠預金となっている場合は、未請求資産(unclaimed-property)となり、政府に移管されます。
その場合の手続きは通常の口座解約手続きとは異なりますので、未請求資産(unclaimed-property)請求代行のページよりご相談下さい。
アメリカの銀行口座解約のお問い合わせは・・・
TEL:06-6375-2313(相談予約制)
フロンティア総合国際法務事務所 まで!